桜と偉人
2009年 04月 11日
どんなに冬が寒くても、
ちゃんと桜は蕾を膨らませて、春の訪れを待っていてくれて、
誰が掛け声を発するのか、一気にその姿を現して、
満開の「さくらピンク」を私達にプレゼントしてくれます。
毎年近所にあるこの道の桜並木を眺めます。
時は流れても、また新しい年度を頑張れと励ましてくれるように、優しくも、凛と無数の花びらを携えています。
陽光まぶしい昼下がり。
入学式帰りの親子さんも、
お昼休みらしき制服姿のOLさんも、
足早に通り抜ける営業マンも、
桜を見上げる人々の表情は皆やわらかく、
ピンクのベールに包まれたように一様に微笑んでいて。。。
こんな平和な時間がずーっと続きますようにと祈ってしまいました。
「さくらピンク」にはそんな不思議な力がありますね。
この写真は手前の垂れた枝を入れながら、
ずーっと奥の池向こうの桜が背景に入る構図で撮ってみました。
明度(色の明るさ)の高いピンクに対して、黒っぽい明度の低い枝の幹でコントラストが出せるように並んで入ることも意識して。
土手のグリーンもピンクの補色として効果的です。
道路を走る数台の車は動きを出すためにあえて入れました。
写真がお得意な方からのご批評をお待ちしております。(笑)
こんな感動する話を聞きました。
川沿いに桜が多いのは何故だかご存知でしょうか?
江戸時代、徳川吉宗が指示して始まったそうです。
桜が綺麗で人々の心を誘うのは今も江戸時代も変りません。
川沿いに桜の樹を何本も植えると、その見事な花を見るために春には人々がこぞって集まります。
そうすると、治水のために川縁に盛った土が大勢の人達に踏み固められて堤防が自ずと強固になり、治水効果が高まるという効果があるからなのです!!
昔の偉人は素晴らしいですね。
頭が下がります。
発想が柔軟です。あっぱれでしょう。。☆
学ぶべきところが満載ですね。
「レッドクリフⅡ」も観なくては。。。