ワインの色彩
2008年 08月 28日
私の愛する千里の酒屋さん「たけや」さん主催のワイン教室です。
少なくとも6種類のワイン(時には泡モノ、シャンパーニュが入り、飲みきれないことも・・・)とチーズとパンなどのオススメおつまみ類を用意してくださっています。
ワインが美味しいのは言うまでもなく、
このおつまみ類がまたgoodなのです!
1時間30分の間に、ワインについてお勉強をした後、凄い勢いでワインを頂くので、
ハッキリ言ってかなり酔ってしまいます。
このスピード感は面白いですよ。
でも、そこはやはり、
千里の街でも指折りの酒豪たちが集ってきておられるので、
そんな勢い何のその。
皆さん顔色すら変らず、でも盛り上がりながらワインのウンチクを語っておられます。
私はこのメンバーの中では、酒豪ランキング下位から数えた方が早いほうですので、
ボチボチのペースで頂いております。
もちろん、お味も大切ですが、
色彩コンサルタントの私としましてはワインの色彩も気になります。
ちゃんとワインの色が見比べやすいように、白い紙が敷かれているのですよ。
微妙なワインレッドの違いを色名で表すのは難しいですね。
ベリーレッド、ラズベリー、ルビーレッド、ガーネット、ボルドー、バーガンディ・・・・・
ボトルに閉じこめられていた赤い液体が、
グラスに注がれることで、空気を含み、
光が透過することで、ワインレッドが更に輝いて見えます。
グラスの中で、深呼吸して、「う~ん!」とのびをしているような。
それぞれが、息吹を与えられて解放された「赤」になった気がします。
澄んだ透明感を持つモノはさらに研ぎすまされた赤を放ち、
深みあるものは、背負ってきた熟成時間を色の厚みで表現するかのような深さを呈しています。
人間と同じように、
生きてきた厚みが色や味の個性になるところが、
ワインの醍醐味でもあるのでしょうね。
私自身も味わいある熟成を重ねて行きたいと
ほろ酔いながら感じる、
去りゆく夏が淋しい今宵です。
私の今日のお気に入り、カヴァ スマロッカ グラン ブリュット
力強い泡立ちでした。
ボトルもキレイです。
悩んだときはボトルやラベルのデザインを観てインスピレーションを働かせますからね。
ワイン・シャンパーニュも見た目が大事です☆