早く暖かくなって欲しいですね。
思いっきり春物のファッションを楽しみたいのに、お預け状態です。。。
今回のNEWネイルデザインです。
せめてネイルだけでも春の訪れを楽しもうという意図。

名付けて 「 Spring Garden 」
ウオーム系のマルチカラーラメがキラキラときれいでしょう~。
そこにイエローのお花を3Dで。
花芯は補色でバイオレット(青紫)を指定して入れました。
小さなワンポイントだからこそ、グッと映えますね☆
授業で「補色の効果、必要性」を語るに相応しい事例です。
今年度も自分の身を呈して「色の必要性」「色のパワー」を解いて行きま~す!!
出張に向かう前、JR新大阪駅のカウンターでチケットを購入中、
ふと柔らかな色合いの気配を感じ、横を見るとの壁にこれが貼られていました。

「平城遷都1300年祭」でキャンペーンを行っている奈良へ誘う
JR西日本のポスター&パンフレットデザインです。
奈良=鹿 ・・・という安易な発想ではありますが、
今どきの若い女性のこころを掴むデザインですよね。
隣に貼られていた通常の観光ポスターは、こうです ↓

よく見かけるJRのポスターはこういうイメージですよね。
(谷村新司さんはとっても面白くて魅力的な方ですが・・・)
写実的で、現実がそこにあるイメージになってしまいがちです。
もっと自分自身がオリジナリティある旅を創造できる余裕を含ませて欲しいのです。
では、この奈良のポスターの色使いを分析してみましょう。
まず、色相(色み・色合い)は、「赤紫」と「緑」。
カラーを学んでいる方はもうお分かりですね!
はい、補色です。
互いの色をきれいに見せ合う色どうしですね。
色相にコントラストがあるので、リズム感も生まれます。
また、その対比を和らげるように「白」も使われていますね。
背景は若草山を思わせるほんのりうすーい「黄緑」。
では、トーン・色調はどうでしょうか。
赤紫はやわらかいl「ライトトーン」
緑は深めの「ダークトーン」
背景の黄緑はほとんど白に近い「ベリーペールトーン」とでも呼びましょう。
つまり、背景は別にして、
赤紫が明るくやわらかくなった「ピンク」も
落ち着いて深い「緑」も
中彩度なのです。
現代の風潮は「ナチュラル」&「リラックス」。
若い世代では特にゆる~い感じが心地良く受け入れられています。
その空気感を表わすためには
鮮やかで攻撃的でシャープな「ビビッドトーン」の高彩度では決してないのです。
かといって小さい頃から色の楽しさを知っている世代には、「グレイッシュトーン」の低彩度ではもの足りません。
つまりは、「中彩度」なのです!
緩やかに時が流れてきた歴史をイメージし、
何かと争いを嫌い穏やかな関係を望む現代の若者の心を捉えるには、
中彩度なのです。
とんがり過ぎずにしなやかに自分を表現できるのが、中彩度なのです。
パンフレットのページを開いても、
この「ピンク」と「緑」が期待を裏切らずに誘導してくれています。
色上手になるには、「トーン」「色調」に長けること、これなのです!!

この春も盛り上がりました。
今回も熱心な生徒さん達で、最後に残られていた方々で全員写真を撮ろうとご提案があり、実現しました!

やはり関西の方々が多いですが、
東は愛知から、北は石川、西南は四国・九州・沖縄からも参加いただいています。
私のブログも、このセミナー卒業生の方々が良く見て下さっているので、この光景を懐かしく思われる方も多いのではないでしょうか。
あの熱い日のことを思い出して、
皆さんそれぞれの「COLOR LIFE」を更に磨き上げてくださいね☆
今回の会場は、たっぷりとした「北窓昼光」がまさに実現出来る会場でした。
完璧な条件は望めないことの方が多く、
様々な環境に耐えながら、セミナーやカラー診断に臨んでいる日々。
黄色い西日に悩まなくて済む、安定した「北窓昼光」の有り難さを改めて痛感しました。
カラーにとって、環境はかなり大切です。
ヨシタミチコ校長もご一緒の写真です。

こちらは1年目を卒業の皆さん。
色を知ることで、それぞれ個性が表れてきて、輝き始めているでしょう~☆
(プライバシーもあるので、若干ぼかし気味の写真で失礼いたします)

こちらは2年目の皆さん。
お仕事などで卒業式の欠席者が多かったので、ちょっと寂しい写真となりました。
パーソナルのとても大変な課題をこなし、自信を持てた2年目だったことでしょう~☆
皆さん、お疲れさまでした。
そして、色を味方につけて、益々輝いていってください!!
応援しています。
セレモニーということもあって、珍しく似合わない「黒」を着ている私。
出来る限り、黒をウォームに着るように工夫しているのですが、お気づきでしょうか。。。
黒地にベージュで得意の更紗模様が入ったアメリカンスリーブのチュニックに、
黒のベロアのジャケットをはおっています。
襟が詰まっているので、首にはぶどうの房を思わせる複雑怪奇なベージュパールネックレス。
オータムさんは、これくらいの混雑さ(あえての形容です)が必要です。
パーソナルカラーシーズンを決める診断はほんとうに単なる入り口です。
例えば同じサマーさんでもいろんなタイプがあることを学び、
それぞれの人に相応しいアドバイスが出来るようなカラリストになってください。
改めて私は何人くらいの人を診断してきたのだろう・・・?
とふと考えました。
自分でもびっくり!!
ナント、1万人に近付いているかも知れません!!
ずっとカウントしてくれば良かった・・・と後悔。
栄えある1万人目の方に記念品をプレゼントしたかったです☆(笑)